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社会問題について考える
近年、日本では自己評価が低い若者が多いとしばしば耳にします。スポンサーリンク style="display:inline-block;width:336px;height:280px" data-ad-client="ca-…

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 2014年に内閣府が公表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると、 先進国7か国における若者(対象:13〜29歳の男女)のなかで「自分に満足してい…

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日本の若者が自己評価を高めるためにはどうすればよいか

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近年、日本では自己評価が低い若者が多いとしばしば耳にします。
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そこあたりは統計データにもしっかりあらわれています。

例えば、2014年内閣府が発表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると「自分に満足している」と回答した若者(対象:13〜29才男女)の割合はアメリカが86%、イギリス83.1%などに対し、日本は45.8%と先進国においては最低の数値となっています。

また、世界保健機関資料より内閣府作成の、人口10万人あたり自殺者数(自殺率)では、若い世代(15〜34歳男女)における自殺率がイタリアが4.7%、英国が6.8%などに対し、日本は20%と先進7か国で最も高い数値を示しています。

それには、再チャレンジしにくい社会、経済的問題、勤務問題、など複合的な要素が背景にあるわけでしょうが、何か根本的に他国とは違う要因を日本社会は孕んでいると感じます。

日本では、ゆとり教育によって「個性」が重視された時代を経て、その後は再び「学力」が重視され近年はグローバル化教育も並行して進められています。

学力を高め、国際的に通用する若者を育成することで、国力を高めるという意味では一定の効果は得られるのかもしれません。

ただ、若者の自己評価を高め、真に豊かな社会をつくっていくためには、何かもっと根本的なものから変えていかないといけないと私は思います。
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そもそも、日本の若者はどうして、自己評価が先進国のなかで飛びぬけて低いのでしょうか?

その要因はおそらく、子供の頃から「失敗をしてはいけない」「ミスをしてはいけない」と教え込まれる上、他人と比較した評価が常になされる社会土壌にあるのではないかと私は考えます。

日本では、何かミスをしたら大変なことになります。会社では上司からネチネチ説教され、学校では周囲から白い目で見られます。また、電車が数分遅れただけで、たくさんの人がクレームを鉄道会社に入れます。

一方、海外はというと、全体として、あまり細かなことに気にしないおおらかな人が多いと感じます。

もちろんそれは人によりけりですが、時間もアバウトで誰かがミスをしても、「まあ、なんとかなるさ」と笑い飛ばすくらいの明るさがあるような気がします。

確かに「ミスをしない」「失敗をしない」ということは大切ですし、それが裏返せば日本の良さでもあるのですが、あらゆる場面にその価値基準を適用しすぎると、息苦しい社会になってしまうと思います。

人だけでなく、店、サービスなどを「数値化して評価する」というのも日本人は大好きです。また、そのその風潮は近年ますます高まっているように感じます。

それはそれで一定の意味はあると思いますが、残念ながら、若者の自己評価の低さにつながる十分要素をはらんでいると私は思います。

例えば、「お客様満足度○○%以上の△△」といった広告がまちなかやネット上にあふれています。

サービスを受けるお客からすると、そのように数値化されている価値基準はわかりやすいですし、サービスを選択する基準としてその場面では意味があるとは思います。

しかし、それならば、お客様満足度○○%以下の△△は、価値がないのか?というとそうではないと思います。数値にはあらわれなかった魅力があるかもしれませんし、それは人の好みによって上下するはずです。

それを「ああ、あの△△はお客様満足度○○点未満だから価値がないですね」と単純に評価してしまっていいのか?というのが問題なのです。

そのように単純に数値で評価するのは今の日本の縮図のような気がしてならないのです。

また、あるサービス業界では、お客にアンケートを実施し、スタッフに対する満足度を、5段階で評価するといったことのも一般的になっています。

確かに、全体を底上げするという観点からすると、ひどいスタッフを排除できるなど一定の意味はあるかもしれません。しかし、人間を初対面に近い人間が数字で評価してしまうというのは、あってよいものなのか、ややひっかかるものがあります。

なぜなら、評価される側からすると、無意識のうちに、他人と自分を比較するという思考を余儀なくされてしまうからです。

評価する側も、そのスタッフに関するマイナスなことも敢えて思い出さざるをえないので、気分のよい作業ではないと思います。

サービス向上を考えるとよい面もあるのですが、他者に比べて勝っていなければ社会から評価されないという空気が社会に充満していたら、人間は、自己評価を高めていくことは難しいのではないかと思います。

また、現状で平均以上の数字を出せる人でも、上には上がいるわけですし、いつしか実際の自分では、他人から受け入れてもらえないのではないかと思うようになり、自己を過小評価するようになっていきます。

そうなると、他人に少しでも勝る状況をつくるために無理に背伸びをしたり、他人を蹴落としてでも自分がのし上がるという発想が生まれてくるわけです。

そうなると、人間関係はギスギスしたものになり社会全体は暗いムードになってしまいます。

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日本の若者の自己評価が低い原因について考えてみた

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 2014年に内閣府が公表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると、 先進国7か国における若者(対象:13〜29歳の男女)のなかで「自分に満足している」と回答した割合は以下のような結果になったそうです
1位 86.0% アメリカ
2位 83.1% イギリス
3位 82.7% フランス
4位 80.9% ドイツ
5位 74.4% スウェーデン
6位 71.5% 韓国
7位 45.8% 日本
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 日本は残念ながらダントツで最下位という結果になってしまいました・・。

何をもって「満足しているか」と考えるかは国によって歴史や文化の違いもあるわけですが、この歴然とした差は非常に深刻だと捉えたほうがよさそうです。

いずれにしても、日本では半数以上の若者が自分に満足していないというわけですから・・。

そもそも日本の若者は、なぜ自己評価がここまで低いのでしょうか?

それは、日本の文化がつくりだした「普通でないものを排除する」という文化に起因するのないかと考えます。

その傾向が強いがために、常に他人と自分を比較せねばならず、窮屈な生き方をせざるを得なくなってしまうのです。

 日本では学校教育において偏差値や点数が重視されます。

数値を算出するのは他国でも同じかもしれませんが、「〜さんと比べて〜」、「みんなの平均と比べて〜」という風に、他人との比較に過度に神経を使う場面が日本では多いといわれています。

 確かに、偏差値や点数付けによって客観的に自身の学力やポジションが把握でき、それをバネにより努力をする若者がでてくるメリットはあります。

しかし、問題はそれが全員ではないことです。

また、競争の場に残っている若者も、とりわけ前向きな理由があるというより「皆と歩調を合わせていなければ つまはじきに遭うかもしれないので」と追われるような動機で物事に取り組んでいることが少なくありません。

いわゆる「落ちこぼれ」になってしまうと、日本では周囲からの風当たりが非常にきつくなります。

「君は落ちこぼれの屑だ」とレッテルを貼られ、世間からも白い目で見られてしまいます。

周囲から厳しい対応をされる日々がつづくと、「自分は価値がない人間なんだ」「生きる値打ちのない人間なんだ」と子供たちは自然と感じるようになってしまうわけです。

いわゆる自信喪失が起きるわけです。
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 そのような状況にならないよう、日本の若者たちは「普通以上にならなけばいけない」「落ちこぼれないようにしないといけない」という心理を働かせ 他人と比較した現在のポジションを病的までに確認するようになります。

他人と同じだったら「ああ、みんなと同じで良かった〜」と安心し、もし違っていたら「みんなと違ってる。どうしよう・・もう終わりだ・・」と落胆します。

そこには「みんなこうだから 自分も〜すべき」という心理が無意識のうちに働いているのです。

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