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「自分のことが好きでありません」
「自分に自信を持てません」

そのように、自己肯定感の薄い若者が増えているとしばしば耳にします。

良い学校を出て良い会社に勤めていている人でも、自分自身に満足感を抱いていないことが少なくありません。

自分自身のことが好きになることができなければ、物事をネガティブな側面から捉えてしまい、幸福感を感じる機会も少なくなることでしょう。

これでは、せっかく幸せな人生を送れるはずなのに自らその芽を摘んでしまっているのと同じことです。

では一体、どのようにすれば、自己肯定感の低い人が、自分を好きになることができるのでしょうか?
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そのためにはまず、自分がなぜ自身のことが嫌いになったのか、原因を遡って考えることが必要だと思います。

思い出して欲しいのは、もともと私たちは小さい頃、皆、自分に自信を持って生きていたこと。

大人と比べて子供はもちろん知識や経験も浅いけれど、それを卑下することなく、世界は無限に広がっていたのではないでしょうか?

自分は無限の可能性を秘めた存在であると考える自信家だったと思うのです。

しかし、あるとき、他者から自身の価値を蔑ろにされたり、抱いている夢を否定されたとき、人間は自分自身を過小評価するようになります。

例えば、プロ野球選手になりたいという夢を小さいとき持っていたとします。

それに対して、ある大人が「プロ野球選手になるなんて万人にひとりだ。お前はバカか。現実を考えろ」と叱ったとします。

その言葉をバネにして奮起すれば自分自身を失うことはないでしょうが、そういった否定的な言葉を受け入れてしまった場合・・。

「そうか、大人が言うんだからその通りなんだ。プロ野球選手になるなんて大それた夢は捨てよう」と思ってしまうのです。

そんな他者からの、可能性を否定するような言葉を受け入れる習慣がついてしまったとき、いつしか人間は「自分など可能性のない詰まらない人間だ」と考えるようになってしまいます。

なぜなら、自身を過小評価する事により、自分の評価を決めるのは、自分ではなく、他人であると考えるようになってしまうからです。

すると、自ずと他人の顔色をうかがいながらビクビク何かに怯えるように生活するようになります。

そして知らないうちに、自分自身が空洞化していき、些細なことをきっかけに自信を失うようになってしまいます。

その結果、「自分が好きではありません」「自分に自信が持てません」という自己評価になってしまうのです。

では、自己肯定感の低い人が、再び自信を回復するためにどうすればよいのでしょうか?
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それは、自信に満ちあふれていた過去の自分自身を時折、時間をかけて思い出すことだと思います。

例えば、夢と希望にあふれ毎日が楽しくて仕方がなかった子供の頃のこと。

あるいは入りたかった会社に採用され未来への希望に満ちていた瞬間など。

そのときの空気感や抱いた開放的な感情、目に飛び込んできた風景など、できるだけありありと思いだし味わってみるのです。
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そのように、自信に満ちあふれていたあの頃に戻り、その空間を思い起こすことを毎日数分でも行ってみる。

その上で、日常生活の小さいな成功でも「よくできたぞ私」いったように、自分を自分でほめるようにする。

すると次第に自信が回復し本来の自分を取り戻す方向に進んでいけると思います。

自信がありエネルギーに満ちていたあの頃の気持ちを少しでも取り戻すことで、人間は、自分自身の長所だけでなく欠点をも受け入れることができるようになります。

そうすることで気持ちのゆとりが生まれ、知らないうちに他者の欠点も許し受け入れることができるようになります。

結果的に、自分に自信を持つことは、良い人間関係の構築、ないしは豊かな人生の土台にもつながっていくことになると思うのです。

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日々の生活を探してみると、発見できるちいさな幸せの数々があるような気がします

・・↑最近はこちらのブログにも新しい記事を更新しています。

・・夕陽、夜景、農村ほか、絵と文で綴る「日本の旅風景」