心配性な人に限ったことではありませんが、人間は、ものごとの足りないところを探そうとする傾向があります。

とりわけ日本人は、欠点を見つけてはそれに問題意識を持ち、改善することで向上させていくものの考え方をしがちです。
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確かに技術やスキルを向上させていくには、足りない部分を発見してそれを克服していくことが有効です。

しかし、人生全般においては、諸刃の剣といえるでしょう。

なぜなら、その考え方に固執しすぎると、ものごとの悪い面ばかりが目につくようになってしまうからです。

起こる出来事の悪い部分や出会う人の欠点を探すことに終始すると、身の回りのあらゆるものの足りない部分が浮かび上がるようになります。すると、起きる出来事、出会う人、社会の流れほか、そのアラが見えて、不平不満や愚痴をいつも口にするようになります。

その思考は、未来についても同じように派生します。将来起きることについても、マイナスな事象が真っ先に思い浮かぶようになり、悲観的な発想が浮かびやすくなってしまうのです。すると自分の人生そのものが灰色に見えてしまい、「どうせ俺の人生は終わっているよ・・」「生きていても辛いだけで良いことなんて起こるわけない・・」などと絶望感に浸ってしまうのです。
しかし、少し視点を変えて、ものごとの良い面を意識的に探してみるとどうなるでしょうか。意外なことかもしれませんが、人生にはありがたいと感動できることがたくさん見つかるものです。
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例えば、身体が機能していること、空気が吸え食べ物があること、家族や友人がいること、戦争のない国に生まれたこと・・数えたらきりがないほど、ありがたく感動的なことに私たちは囲まれているのです。

そういったことは、普段の生活においてごく当たり前のことで「あって当たり前」で終わってしまうことですが、考えてみると、とても素晴らしく奇跡的なことだったりします。

それらを意識的に捉えそのありがたさに感謝の気持ちを改めて持つことで、ものの考え方はポジティブに楽観的になっていきます。それらは、ものごとの足りない部分を探す習慣ができていると、視界に入らず見えなくなってしまっているのです。

つまり、心配性の人は、普段からものごとや人の良い面を意識的に探し、それを褒めたり感謝したりする習慣をつくれば改善に向かう良い流れが生まれてくるのではないでしょうか。 そうすることで、自然と未来についても良い想定をできるようになり、悲観的な発想が湧きにくくなるからです

未来について楽観的な発想をできれば、起こるか分からない失敗リスクに過度に心配を重ねることも減り、自らの心身を蝕むこともなくなっていくのです。

明るい心で生きることは健康な生活につながります

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人生にはさまざまな試練があろうと思います。時には努力をしてもうまく道が開けないことや、八方ふさがりになって絶望的な思いをすることもあるかもしれません。ただ、そういった試練から感じる恐怖感や心の悩みというものは、少し視点を変えるだけで何もなかったように解消することもあるものです。そういった自身の心をコントロールするノウハウをある程度体系的に習得しておき、現実社会で壁にぶち当たったときに実践していくのがベストではないかと思います。そうして試練を乗り越えていくことで精神的に成長するとともに、確固たる自信が芽生えてくるからです。たった一度きりの人生、恐怖や不安におののいて何かに追われるように消極的に生きるよりも、自分に自信を持ち、前向きな気持ちで力強く前に進んでいきたいものです。
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心身共に健康的で明るく生きていくことが人間にとって何より大切だと思います。